よなおしギターはなぜ簡単に弾くことができるのか?

安藤 和宏

2016年10月14日 00:10

前回の記事「よなおしギターとは?」で


よなおしギターは誰でも簡単に弾けると書きました。


よなおしギターは、片手だけで簡単にメロディーを弾くことができます。
これはなぜかといいますと


普通のギターと比べてチューニングが違います。
チューニングとは、ギターに張ってある弦1本1本の音を合わせるということです。
(ギターおよびよなおしギターの弦は全部で6本です。)


通常のギターのチューニングは6弦から

ミラレソシミ

という並びになっています。


よなおしギターのチューニングは6弦から

ドレミソラド

という並びになっています。

ドレミ(ファ)ソラ(シ)ド
ということで、ファとシが抜けた音階になっています。

この音階をヨナ抜き音階と呼びます。
音楽をやっている人にはCメジャーペンタトニックスケールと言ったほうがわかりやすいかもしれないですね。

このヨナ抜き音階ですが、日本音階とも言われ
童謡や唱歌などの曲で多く採用されています。

つまり

童謡や唱歌はヨナ抜き音階だけで演奏できる曲がたくさんあるということです!

ということは

よなおしギターの弦を抑えなくても弾ける曲がたくさんあるということになります。

要するに

よなおしギターでは片手で弾くことができる曲がたくさんあるということです!




前回の「チューリップ」に引き続き今回は「めだかの学校」を演奏してみました。
右手だけで簡単に弾くことができました!

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